第1回:禁煙の入口|タバコをやめたい気持ちがあるあなたへ

どうも、ベルです。先に言う。タバコを吸いながら筋トレは、ポテチ食いながら減量してるのと同じ。可愛げはあるけど、結果は出ない。

最初に結論:あなたは「もう」やめられる

禁煙は根性イベントじゃない。正体を知り、行動の順番を整えれば、想像より静かに終わる。今日のゴールはひとつ。「吸う理由」を解体して、あなたの中のスイッチをオフにすること。筋トレ勢ならわかるよね。フォームが整えば重量は勝手に伸びる。禁煙も同じ、フォーム=思考の設計を整えるだけ。

「やめたいのに吸う」の矛盾——その正体

喫煙者が抱える一番の誤解は「タバコはリラックスをくれる」という思い込み。実際は、ニコチン切れの不快感を一時停止しているだけ。つまり「マイナスをゼロに戻す作業」。プラスにはならない。スクワット前に腰を痛めて、湿布で“痛くないふり”をしてるのと同じ。トレは始められても、強くはなれない。

筋トレ目線で見ると“コスパ最悪”

筋肉は酸素と血流と回復が命。そこにタバコをぶち込むと、心拍は上がりやすく、酸素運搬は落ち、睡眠の質は下がる。ベンチの重量が伸びない理由がメニューのせいだと思ってる? 実は「一日数本の習慣」が足を引っ張ってる可能性が高い。プロテインに課金して、回復をタバコで削る——家計簿なら真っ先に赤字案件だ。

パパ目線の現実:時間・匂い・視線

子どもは正直だ。「パパ、くさい」って一度言われたら、胸に刺さる。外で吸っても服と髪に残る。さらに一本吸うたびに5〜10分、月で数時間が消える。オムツ替え、風呂、絵本、寝かしつけ——筋トレどころか、家族の“ゴールデンタイム”をタバコに取られてる。時間は筋肉より増やしづらい資産だよ。

ベルの一喝:タバコは「必要」ではない

必要なのは「吸わない自分」への納得。禁煙を“修行”にすると折れる。だから宣言の言い方を変える。「やめる」じゃなく「もう要らない」。ジムで不要な反動を削るのと同様、生活から余計な一手間を外すだけ。あなたの日常に、火を点ける動作なんて、最初から要らなかった。

今日から始める3ステップ(5分でセット完了)

  1. 可視化:スマホのメモに「吸う理由」を全部書く。
    例:仕事の合間/イライラ時/運転前後/食後。横に「実は何を得てる?」と追記。大半は「ニコチン切れのリセット」だと気づく。
  2. 置換:その場面ごとに代替アクションを1つだけ決める。
    イライラ→水を200ml飲む/肩回し10回。食後→ミントガム1粒。運転前→深呼吸5回+首ストレッチ。
  3. 環境:ライター・灰皿・ストックは今日中に処分。家にダンベルは置くのに、灰皿を置くのは矛盾。触れられる物がある限り、意思力は削られる。

ベル式チェックリスト(朝・昼・夜)

  • :白湯→自重スクワット20回→「要らない」と声に出す。
  • :吸いたくなったら水200ml→肩甲骨ぐるぐる30秒→ミントガム。
  • :入浴→ストレッチ5分→就寝前に明日のトレ予定をメモ。脳に「俺は身体を育てる人間」と刻む。

小さな誓約(コピペして使ってOK)

私は今日、タバコを必要としない。吸いたさはただの反射で、放っておけば消える。身体を育て、家族と笑う時間を増やす。ベル、以上。

まとめ:フォームが整えば、重量は勝手に伸びる

禁煙の入口は気合いじゃなく理解。タバコは「快感の提供者」ではなく「禁断症状の一時停止ボタン」。この正体さえ見抜けば、あなたはもう半分クリアしている。あとは環境を片づけ、代替行動をセットし、淡々と過ごすだけ。筋トレと同じで、最初だけ重い。だが1週間もすれば、背中の重りは外れる。

次回予告

第2回「『リラックス効果』の正体|本当に落ち着いてる?」——あなたが信じてきた“あの瞬間の安らぎ”を、科学と実感でバッサリ仕分けする。次回、リラックス神話の解体ショー、開幕。

#禁煙は最強の筋トレ補助

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