ベルです。
前回は「タバコがホルモンを削る」という話をしたな。今回はもっとシンプルかつ残酷なテーマ——「血流」。
筋肉をデカくするのに欠かせないのは 血液=栄養と酸素の運搬車。
タバコはその車を渋滞させ、道をボロボロにしてる。結果、筋肉は必要なモノを受け取れなくなるんだ。
タバコが血管をボロボロにする仕組み
タバコの煙には数千種類の有害物質がある。その中でも大問題は以下の2つ。
- 一酸化炭素 → 酸素の席を奪う
- ニコチン → 血管をギュッと収縮させる
さらに長期的には血管の内側を傷つけ、動脈硬化を進める。
つまり「通り道」が細く、硬く、詰まりやすくなる。高速道路で言えば、片側2車線が1車線になり、ところどころ穴ぼこだらけになった状態だ。
筋肉が受け取れなくなるもの
- 酸素不足:筋収縮に必要な燃料が届かない。
- 栄養不足:プロテインや食事で摂った栄養素も血流が悪ければ筋肉まで行き渡らない。
- 老廃物の滞留:乳酸などの疲労物質が抜けにくく、回復が遅れる。
トレ後の“回復”こそが成長のタイミングなのに、そこをタバコが邪魔してる。
筋トレで例えるなら
「血流が悪い状態で筋トレする」のは、ダンベルに砂糖を詰めてベタベタにしてるようなもん。
持ち上げはできても、効率は最悪。終わったあとに疲労感だけが残り、筋肉は育たない。
パパ視点での“血流トラブル”
血管の劣化は筋トレだけじゃなく、日常にも響く。
- 疲れやすい
- 冷え性
- 集中力の低下
- そして男性機能の低下(これも血流が原因だ)
「パパ元気ないね」って言われたら、マジで笑えない。
血管が若々しければ、育児も仕事も遊びも全力でできる。それを削ってるのがタバコだ。
今日のアクション
- 水分補給を意識:血液ドロドロを防ぐため、こまめに水を飲む。
- トレ後ストレッチ+有酸素:血流を促進し、老廃物を早く流す。
- 禁煙初日から改善スタート:ニコチンが抜ければ血管収縮はすぐに緩和される。体感的に手足の冷えが減る人も多い。
ベルの一喝
タバコは「血流」を止める。血流が止まれば筋肉は死ぬ。
栄養を届ける道路をわざわざ潰して、プロテイン飲んでる場合じゃない。
筋肉をデカくしたい?だったら一番の近道は、まず血流を解放することだ。
次回予告
第11回「回復力ダウン!喫煙者の筋肉痛はなぜ長引く?」——トレーニーにとって致命的な“リカバリー不足”の原因を掘り下げる。
#血管を守れば筋肉も人生も伸びる
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