第10回:100kgを超えたその先へ

はいどうも、ベルです。
ついにシリーズも最終回。
テーマは 「100kgを超えたその先へ」

ここまで読んでくれた人は分かるだろう。
100kgってのは「筋トレ民の憧れ」だけど、実際に到達してみると気づく。
「ここがゴールじゃねぇ」 ってことに。

ベルは100kgを挙げて満足したか?
いや、むしろ「次は102.5kgだな」「120kgも夢じゃないな」って欲が出てきた。
筋トレに終わりはない。
今回は、100kgを超えて見える景色と、その後の課題、そして読者へのメッセージを語る。


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100kgを超えたときの景色

まず100kgを突破すると、ジムでの扱いが変わる。
これは間違いない。

  • 隣の兄ちゃんがチラ見してくる
  • トレ仲間から「おっ、やるじゃん」という雰囲気が伝わる
  • 自分の中で「筋トレしてる人間」から「筋トレできる人間」に変わる

ベルも初めて105kgを成功させたとき、周りからの目線がちょっと変わった。
「あ、あの人100kg超えてる人だ」って空気。
ジムの世界では数字が名刺代わりだからな。

でも同時に思った。
「ここで終わったらただの自己満だな」って。
数字が一つ増えただけ。
筋トレの旅はまだ続くんだ。


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100kgを超えると見えてくる新しい課題

1. 停滞の深さがエグい

100kgを超えると、次の伸びがさらに遅くなる。
105kgまでは勢いで行けるかもしれない。
でも120kgを狙うとなると、半年〜1年は停滞と戦う覚悟が必要だ。

2. 怪我リスクが跳ね上がる

重量が重い=関節や腱にかかる負担もデカい。
肩・肘・手首。どれか壊したら長期離脱。
ここからは「トレーニング」だけじゃなく「ケア」が超重要になる。
ストレッチ・フォームローラー・整体。地味だけど必須。

3. 生活とのバランス

重量が伸びるほどトレーニングの比重がデカくなる。
仕事、家庭、育児。全部やりながら重量を追うのは簡単じゃない。
ベルもパパ業しながら105kgまで来たけど、正直かなりの工夫が必要だった。
ここは「筋トレと人生のバランス感覚」が問われる。


100kgを超えるためにやるべきこと(ベル流)

ベルが105kgを挙げるまでに意識したことを整理する。

  • プログラムを組む
     闇雲にやらず、5×5やピリオダイゼーション(周期的に重さを変える方法)を取り入れた。
  • 補助種目の優先度を上げる
     三頭・肩・背中を本気で鍛えた。
     特に三頭。最後の押し切りは三頭で決まる。
  • 栄養をさらに強化
     クレアチン+EAAは必須。
     食事もタンパク質150g以上をキープ。
  • 怪我予防を徹底
     肩周りのストレッチ、肩甲骨の可動域トレ、フォームの安定。
     これを怠るとすぐに痛める。
  • 記録を残す
     トレーニングノートをつけることで「伸びてる実感」を見える化。
     停滞期でも「回数は増えてる」と分かればモチベが保てる。

ベルの体験談:102.5kgを挙げた日

100kgを突破してから数ヶ月。
ベルは「次は102.5kgだ」と心に決めていた。
ただ、伸びは遅い。
毎回95〜100kgを繰り返し、なかなか更新できなかった。

でもある日、調子が良かった。
食事も睡眠もバッチリ。
「今日なら行けるかも」と思って挑戦した。

ラックにプレートをセットして合計102.5kg。
握った瞬間に「うわ、重ぇ…」って腕が悲鳴を上げた。
でも胸に下ろして爆発的に押したら――上がった。

その瞬間、全身に鳥肌が立った。


100kgを超えた人間にしか分からない感覚

ここで伝えたいのは「100kgの先にしか見えない景色がある」ってことだ。

  • バーの重さに“人間の限界”を感じる
  • 成功した瞬間の高揚感が脳に焼き付く
  • 自分の可能性に確信を持てる

正直、ベンチ100kgって社会生活には何の役にも立たない。
でも、自分の中では人生を変える出来事になる。
「やればできる」って感覚が、筋トレ以外のことにも自信をくれるんだ。


読者への置き土産

100kgを超えたその先にあるのは「新しい挑戦」と「新しい課題」。
でも一番大事なのは、ここまで積み上げてきたプロセスそのものだ。

  • 継続する力
  • 停滞を耐える根気
  • 生活と両立する工夫

これらは全部、筋トレの枠を超えて人生の糧になる。

「自分もいつか100kgを超えたい」と思っている読者へ。
その日が来たら分かる。
100kgはゴールじゃなく、次のスタートだって。


シリーズ完結に寄せて

第1回からここまで読んでくれた人、本当にありがとう。
ベルのベンチプレス挑戦記は一旦ここで区切りだ。
でも筋トレに終わりはない。
これからも新しい重量に挑んでいくし、その過程をまたどこかで共有する。

このシリーズが少しでもあなたの筋トレライフの参考になったら嬉しい。
そして、いつか同じ「100kgクラブ」の仲間として出会えることを願ってる。


#100kgは終わりじゃない。人生も筋トレも、挑戦は続く。

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