第11回:回復力ダウン!喫煙者の筋肉痛はなぜ長引く?

ベルです。
筋トレ勢にとって「回復」はトレーニングと同じくらい重要。筋肉はジムじゃなく、休んでる間に育つんだ。
でもタバコは、その大事な回復を思いっきり邪魔してくる。だから喫煙者の筋肉痛は長引き、成長速度もガクッと落ちる。


回復のメカニズムをおさらい

筋トレで筋繊維を壊す
→ 栄養と酸素で修復
→ 超回復で筋肉が太くなる
これが基本の流れだよな。
つまり「回復スピード=成長スピード」。ここにタバコが割り込むと、回復が1歩進んで2歩下がる状態になる。


タバコが回復を妨害する理由

  1. 酸素不足
    一酸化炭素が酸素を奪い、筋肉に必要な酸素が届かない。
    → 修復に必要なエネルギー産生が落ちる。
  2. 血流悪化
    ニコチンが血管を収縮させ、栄養や老廃物の運搬効率が低下。
    → 疲労物質が抜けず、筋肉痛が長引く。
  3. 抗酸化能力の低下
    タバコは体内に大量の活性酸素を発生させる。
    → 炎症が長引き、治りが遅れる。

筋肉痛が長引くと何が起きる?

  • トレーニング頻度を下げざるを得ない
  • ボリュームが積めない
  • 結果、成長スピードが遅くなる

喫煙者が「筋トレ頑張ってるのに伸びない」と嘆くのは、この回復力低下がデカい要因の一つだ。


パパ目線でのダメージ

「昨日子どもと全力で遊んだら、今日もまだ体が重い」
——これ、実は加齢じゃなくタバコのせいかもしれん。
回復力が落ちると、育児・仕事・トレ全部に影響する。パパは休む暇なんてないんだから、余計に致命的だ。


筋トレで例えるなら

毎回のトレ後に「回復ボタン」を押す代わりに、「ダメージ延長ボタン」を押してるのがタバコ。
そりゃ伸びないどころか、気力まで削られる。


今日のアクション

  1. トレ後の睡眠を死守:最低6時間、できれば7時間以上。タバコを吸わないだけで深い睡眠に入りやすくなる。
  2. 水と抗酸化食品を摂る:ビタミンC、E、ポリフェノールで酸化ストレスを軽減。
  3. 禁煙初週の変化を観察:早ければ1週間で「筋肉痛の治りが早い」と感じ始める人も多い。

ベルの一喝

タバコは「回復ドロボウ」だ。
せっかく筋肉を壊しても、修復作業を邪魔して成果を奪っていく。努力泥棒を飼ってる暇があるか?
本気で伸ばしたいなら、まずはその泥棒を追い出せ。


次回予告

第12回「喫煙と老化|肌・血管・体力の劣化スピード」——いよいよ“老化促進装置”としてのタバコの正体に切り込む。

#回復できなきゃ筋トレはただの破壊活動

コメント

タイトルとURLをコピーしました