第14回:ニコチン欲を吹き飛ばすトレーニングメニュー

ベルです。
前回は「筋トレが禁煙に効く科学的理由」を話したな。今回はもっと実践的にいこう。
「吸いたい!」とムズムズしてきたときに、実際にどう体を動かせばニコチン欲を吹き飛ばせるのか。
筋トレはただの筋肉遊びじゃない。立派な“禁煙の武器”だ。


ポイントは「短時間・即効性」

禁断症状が出るのは一時的な波。だいたい3〜5分で消える。
だから必要なのは、その時間を潰せるトレーニング
ジムに行く必要なんてない。自宅・職場・公園でサッとできるメニューで十分だ。


ニコチン欲バスター:おすすめメニュー5選

  1. スクワット10〜20回
    下半身を動かすと大きな筋肉が酸素を欲しがり、血流が一気に改善。欲求の波をリセットする。
  2. 腕立て伏せ15回
    上半身を刺激すると血流がドクドク回って「吸いたい」が「しんどい!」に上書きされる。
  3. プランク30秒
    集中力を“欲求”じゃなく“体幹の震え”に向ける。終わった後のスッキリ感がご褒美になる。
  4. バーピー5回
    全身+有酸素要素で一瞬で心拍数アップ。タバコで得られる“気分転換”を一発で超える。
  5. 深呼吸ドローイン10回
    腹をへこませながら深呼吸。肺に酸素を満たすと、脳は「俺は満たされた」と錯覚して欲求が収まる。

パパ版・遊びながら禁煙トレ

  • 子どもを抱っこしてスクワット:5回で太もももパンパン。
  • おんぶしながら階段上り:軽い有酸素効果つき。
  • 追いかけっこダッシュ:立派なHIIT(高強度インターバル)。

「吸いたい」時間を「子どもと遊ぶ筋トレ」に変えれば、禁煙はもちろん子どもとの絆も強化される。


メニューの使い方

  • 欲求が出たら即トレ:「あ、吸いたい」と思った瞬間にスクワット開始。
  • 決まった時間に予防トレ:昼休みや帰宅直後など、吸いたくなるシーンを先回りして筋トレする。
  • “吸う手”を“動かす手”に:ライターを探す代わりに腕立てをする、と習慣を置き換える。

今日のアクション

  1. 吸いたくなる時間帯をメモする。
  2. その時間に合わせて「欲求潰しトレ」をセット。
  3. 1週間続けて、欲求が減る体感を記録する。

ベルの一喝

タバコで欲求を抑えるのは借金返済。筋トレで欲求を潰すのは資産運用。
どっちが未来につながるかなんて、答えは一目瞭然だろ?
欲求が来たらチャンスだ。筋肉を育てるトリガーに変えちまえ。


次回予告

第15回「代替習慣を作る|口寂しさを筋トレ飯で解決」——食欲と禁煙の関係に迫り、“食べすぎリスク”を逆に筋肉成長へ変える方法を伝授する。

#吸いたい欲は筋肉のご褒美に変えろ

コメント

タイトルとURLをコピーしました