ベルです。
前回は「筋トレが禁煙に効く科学的理由」を話したな。今回はもっと実践的にいこう。
「吸いたい!」とムズムズしてきたときに、実際にどう体を動かせばニコチン欲を吹き飛ばせるのか。
筋トレはただの筋肉遊びじゃない。立派な“禁煙の武器”だ。
ポイントは「短時間・即効性」
禁断症状が出るのは一時的な波。だいたい3〜5分で消える。
だから必要なのは、その時間を潰せるトレーニング。
ジムに行く必要なんてない。自宅・職場・公園でサッとできるメニューで十分だ。
ニコチン欲バスター:おすすめメニュー5選
- スクワット10〜20回
下半身を動かすと大きな筋肉が酸素を欲しがり、血流が一気に改善。欲求の波をリセットする。 - 腕立て伏せ15回
上半身を刺激すると血流がドクドク回って「吸いたい」が「しんどい!」に上書きされる。 - プランク30秒
集中力を“欲求”じゃなく“体幹の震え”に向ける。終わった後のスッキリ感がご褒美になる。 - バーピー5回
全身+有酸素要素で一瞬で心拍数アップ。タバコで得られる“気分転換”を一発で超える。 - 深呼吸ドローイン10回
腹をへこませながら深呼吸。肺に酸素を満たすと、脳は「俺は満たされた」と錯覚して欲求が収まる。
パパ版・遊びながら禁煙トレ
- 子どもを抱っこしてスクワット:5回で太もももパンパン。
- おんぶしながら階段上り:軽い有酸素効果つき。
- 追いかけっこダッシュ:立派なHIIT(高強度インターバル)。
「吸いたい」時間を「子どもと遊ぶ筋トレ」に変えれば、禁煙はもちろん子どもとの絆も強化される。
メニューの使い方
- 欲求が出たら即トレ:「あ、吸いたい」と思った瞬間にスクワット開始。
- 決まった時間に予防トレ:昼休みや帰宅直後など、吸いたくなるシーンを先回りして筋トレする。
- “吸う手”を“動かす手”に:ライターを探す代わりに腕立てをする、と習慣を置き換える。
今日のアクション
- 吸いたくなる時間帯をメモする。
- その時間に合わせて「欲求潰しトレ」をセット。
- 1週間続けて、欲求が減る体感を記録する。
ベルの一喝
タバコで欲求を抑えるのは借金返済。筋トレで欲求を潰すのは資産運用。
どっちが未来につながるかなんて、答えは一目瞭然だろ?
欲求が来たらチャンスだ。筋肉を育てるトリガーに変えちまえ。
次回予告
第15回「代替習慣を作る|口寂しさを筋トレ飯で解決」——食欲と禁煙の関係に迫り、“食べすぎリスク”を逆に筋肉成長へ変える方法を伝授する。
#吸いたい欲は筋肉のご褒美に変えろ
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