高崎市の筋トレ環境は、公営施設だけで十分説
「筋トレするなら民間ジムじゃないと…」なんて言葉、正直もう古い。 高崎市には、月額1万円以上払わなくても“市営価格”で充実トレーニングができる施設が揃っている。 今回はその中でも注目度の高い、高崎アリーナ・サンライフ高崎・群馬体育館の3つを比較してみた。 料金・器具・雰囲気…全部ベル目線でぶった切る。
高崎アリーナ – 国際規格のウェイトリフティング場を市営価格で
アクセス:JR高崎駅西口から徒歩約15分。駐車場完備。
料金:一般 110円/回、高校生以下 50円。市外も同額。 年間定期券や回数券はなし(都度払いのみ)。
設備の目玉 – 国際仕様ウェイトリフティング場
高崎アリーナの名を全国に知らしめたのは、この国際規格ウェイトリフティング場。 15.8m × 13.2m の広さに、競技用プラットフォームが複数設置。床は衝撃吸収と安定性の両立を意識した構造で、 200kgオーバーのクリーン&ジャークでもビクともしない。
器具構成(公式+現地確認)
- 競技用プラットフォーム ×複数台
- バーベルセット(20kgオリンピックバー+カラー+各種プレート)
- パワーラック・セーフティバー付き
- 可変式ダンベル(〜50kg)
- 補助ベンチ・スクワットスタンド
ここまで揃って1回110円は反則レベル。 パワー系・競技志向のトレーニーには、民間ジムの月会費を払う理由が消える。
メリット
- 高重量・競技志向OK
- 市営価格最安クラス
- 国際大会対応の設備
デメリット
- 有酸素マシン・一般向けマシンはほぼ無い
- 初心者がいきなり使うには敷居が高い
- 混雑時間は競技者優先の雰囲気
サンライフ高崎 – 静かに通える“市民の健康ステーション”
アクセス:高崎駅から車で約10分。駐車場あり。
料金:1回200円/6ヶ月利用 2,090円(ほぼ1日あたり11円)。 おそらく日本屈指のコスパ。
設備(公式+利用者情報から推測)
- ランニングマシン 2〜3台
- エアロバイク 2台
- チェストプレス、ラットプルダウン、レッグプレス、アブドミナルなど基本マシン
- 軽量ダンベル(〜10kg)
器具は少数精鋭で、混雑もそこまで激しくない。 「ガチじゃないけど、健康維持のために運動したい」という層にドンピシャ。
メリット
- 利用者層が穏やかで落ち着く
- 料金が異常に安い
- 駐車場が広く、アクセスしやすい
デメリット
- 器具の台数が少なく、待ち時間が発生することも
- 高重量トレーニングは不向き
- 営業時間が短め(夜遅くは使えない)
群馬体育館 – 軽運動+筋トレのハイブリッド
アクセス:高崎駅から徒歩約20分/車5分。駐車場あり。
料金:詳細非公開だが、一般的な市営体育館相場は100〜300円/回程度。
設備(現地情報ベースの推測)
- ランニングマシン 2台
- エアロバイク 2台
- レッグエクステンション、チェストプレスなど軽負荷マシン
- ストレッチマット、バランスボール
ここは筋トレだけでなく、体育館利用(バスケ、バレー、ランニングコース)との組み合わせで運動習慣を作るのに向いている。 “ジム単体”というより、“総合運動場の一部”という感覚。
メリット
- 運動種目の幅が広い
- 体育館利用とのセットでトレーニング可能
- 落ち着いた利用者層
デメリット
- 筋トレ設備は少なめ
- 混雑時は器具待ちが長い
- 高負荷トレは不可
ベル的比較表
施設名 | 料金 | 器具充実度 | 利用者層 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
高崎アリーナ | 110円 | ★★★★★ | 競技者・ガチ勢 | ガチ勢向けMAX |
サンライフ高崎 | 200円 | ★★★☆☆ | 一般市民・初心者 | 日常利用◎ |
群馬体育館 | 推定100〜300円 | ★★☆☆☆ | 軽運動派 | 健康維持向け |
混雑状況と利用のコツ
- 高崎アリーナ:大会期や夕方は競技者で混雑。午前〜昼が狙い目。
- サンライフ高崎:平日昼間は空き気味、夕方は社会人が増える。
- 群馬体育館:イベントや部活利用と重なると混雑。予約状況チェック推奨。
ベル的総評
# 高崎アリーナは「限界突破系」 # サンライフ高崎は「生活習慣維持系」 # 群馬体育館は「総合運動+軽トレ系」 目的に合わせて使い分ければ、民間ジムに勝るとも劣らないトレーニング環境が揃う。
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